フリースペースに始めてこられた青年たちと、何気ない話が出来るように始められた折鶴。
親御さん方も加わり、いつのまにか10,000羽を超えて所狭しと飛び回っていました。
一羽一羽の鶴には、それぞれの人たちの思いが込められています。 折り紙をしながら話したことは、たわいない日常の出来事や一人一人の素直な悩みだったりしました。 そのことは、アンダンテでの気軽な雰囲気作りやお互いに心を通わす場でもあったのです。 平和記念公園では、アンダンテ折りづるが人気を呼びました。道行く人たちが口々に「綺麗ですね」、外国からの少女達は、 「写真にとらせてください」と声をかけてくれました。 そして、地元のお年寄りは、「こんなに綺麗な鶴をたくさん、ありがとうね。みんなきっと喜ぶよ」と言ってくれました。 きっと私たちの願いは、世界の平和ばかりではなかったけれど、多くの人たちの励ましと共に届いていると感慨深いものとなりました。 |
![]() マイクロバスにゆられて10時間! |
![]() 広島の町は今も路面電車が |
![]() 原爆祈念ドーム |
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何人の人によって折られたのだろう。
フリースペースに集う青年の願い。彼らを支えてこられたご家族。
アンダンテのスタッフやボランティアに加え、時より見えられる彼らを影から支えてくれた方々など、
様々な人たちがこの一年半の間に折りづるをとおして、明日への願いと暖かい励ましを折り込んでいただきました。
「広島平和記念館に届けようか・・・」 「せっかくの機会だからみんなで旅行がてら行こうよ・・」など話ははずみました。
残念ながらその青年たちの思いを行動には移せなかったけれども、その願いだけはこの鶴に託されて広島の地に届けることが出来ました。
いつかきっと、この鶴のように未来に向けてはばたく彼等の姿が見られるよう、
アンダンテはこれからもいろいろなことをとおして応援していきたいと思います。